美しい世界の手仕事プロジェクト

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あの「大漁旗」が、気仙沼から東京・杉並に旅してきます。

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昨年6月の「東北の手仕事」(「手仕事フェスタ2011」と同時開催@ハウスクエア横浜)で、多くの皆様の”手仕事”で、おおらかに蘇った、あの真っ赤な大漁旗。

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 大漁旗再生の経緯は、こちらにまとめています。ご参照ください。

 「大漁旗展」のWEBサイトは、こちら

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(「大漁旗展」サイトより)

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<東日本大震災復興支援 大漁旗展>

・日時: 平成24年3月10日(土)~3月18日(日)[9日間]
・日時: 午前10時~午後5時(最終日は午後4時終了)
・入場料: 無料
・会場: セシオン杉並 1F展示室

・・・ 展覧会概要より ・・・
一番の見どころは会場を埋め尽くす大漁旗です。
これら大漁旗の熱い波動を体感してください。
気仙沼の瓦礫の中から見つかり、多くの人々の力で修復された
「蘇った大漁旗」も展示します。


大漁旗の持ち主、勝倉漁業の勝倉宏明さん、瓦礫の中から大漁旗を見つけ出し横浜に送ってくださった伊藤雄一郎さん、お二人のトークもあるようですよ!

復興報告のトークの他、大漁旗トーク、スポーツトーク、朗読、合唱、ワークショップ、お抹茶のもてなし、物品販売など盛りだくさん!

新たな情報がありましたら、また報告、追記します。
取り急ぎ、日程と場所でした。^^

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by kizashinoj | 2012-02-18 22:38 | ミュージアム・展示会
前回の「アトラス・ハンディクラフト・コンテスト、順調に進行中」では、説明会の様子をご紹介しました。シルクロードの絹織物「アトラス」の光沢と質感、大胆な色遣いと文様、でもどこか懐かしさを感じるその魅力。コンデジのなんちゃって写真ですが、少しでも伝わればうれしいのですが、、

アトラスを使ったオリジナル作品のコンテスト、「ウズベキスタンの絹織物アトラスを使った手工芸品コンテスト!☆」です!

オフィシャルサイトは、こちらです!(東京農工大学による「ウズベキスタン共和国シルクロード農村副業復興計画プロジェクト(JICA受託事業)」の一環)

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今回は、アトラスを製作している工房や、最大の産地であるマルギランの光景や暮らしなどを、少しご紹介したいと思います。

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(アトラス〜コットン50%のアドラスは、経絣。括りの後、糸を染める)

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(模様がわかります)

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(サントリーのウーロン茶の広告にでも出てきそうな涼しげな顔立ちのウズ青年が製作中)

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(道具類は美しい。庭にある縁台に絨毯が敷いてあります)

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(こちらは老舗の工房。家族代々の伝統を受け継いでいます)

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(工房の先代が復元した伝統的な文様。中央アジアが染織の故郷であることを感じさせる根源的な何かを感じます)

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アトラスの生産地であるマルギランとその近郊。光景や暮らしの一端です。

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(ナンを売る女性)

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(こんなにたくさんの人たちが競ってナンを販売。おいしいと評判のナン販売所。ウズベキスタン各地でナンの模様や味や薄さ厚さが異なります)

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(バザール。瑞々しい果物があふれんばかり。甘くて、本当においしいです)

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(葡萄。家々の中庭には葡萄棚が)

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(名物の麺「ラグマン」とサラダ、ナン)

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話は後先になりましたが、アトラスの説明を少し。(資料をまとめると時間がかかるため、『すぐわかる 世界の染め・織りの見方』/東京美術/道明三保子・監修 より要旨を引用させていただきます)(ここでの「アブルバンディ」がアトラス、アドラスにあたります)

<ウズベキスタン 水面に映った雲を織り込んだ色鮮やかな絣の布>

・ウズベク語では絣布を「アブラ(雲)」または「アブルバンディ(雲の織物)」という。水面に映った雲を見た織り人が、その美しさを絣布に表したのが始まりとされる
・ウズベキスタンの絣の技術は、7世紀頃に中国やインドから伝わったといわれるが、18世紀には首都ブハラを中心に染織が栄えており、中央アジアの絹織物の中心であった
・工房では、デザイン、糸染め、織り、仕上げなどの工程を8つの専門分野に分け、男の職人によって見事な織ものが作られていた。その技術は工房の秘密として守られていた

・アブルバンディは経絣。経糸を約60本の束にまとめ、模様に応じた印をつけ、それを綿糸で括り、染液につける。6回から10回、縛る作業を繰り返しながら薄い色から濃い色へ染めていく
・染料は、アンズの根、ザクロの樹皮、クルミの皮、西洋茜、ラックなど天然素材
・織りの基本は平織で、布幅が古いものは23㎝から40㎝と細く、20世紀に入ってからは80㎝と広くなっている。幅が広くなったのは、ロシア人が織機を持ち込んだからである
・こうして染め織られた布は、仕上げに叩いてしなやかにし、さらに卵白を塗って光沢を出すこともあったという

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(「豊穣なる色彩 ウズベキスタンの布と器」図録より引用)

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(同上)

スキャンしきれません、、googleの画像検索 uzbekistan ikat、たくさんありました。

私にとっても、まだまだ未知の布。少しずつ勉強しながら、模様の意味など、次の機会にご紹介できればと思います。
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by kizashinoj | 2012-02-07 22:38 | 手仕事ニュース

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


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