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美しい世界の手仕事プロジェクト

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子どもの頃の時間は、なんだったんでしょうか。1年が今の10倍くらい長く感じたんですが、、。
時間だけは万人に平等。焦らず、でも、一所懸命という日々にしたいと思うJなのでした(それなのに、日々は何となくすぎて、今年も反省ですm(_ _)m)。

前回、お休みしますと書いたのですが、年末年始のご挨拶と、手仕事WEBのご紹介を。

「あと少しで新装開店」の「世界の手仕事ウエブ」です。admin taharaのセンスとスキルで、とっても見やすくなりました〜!
まだ「研究室」の投稿がないのですが、このあたりをしっかりみんなでやっていけたらなあと思っています。

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<コンテンツ(予定)>

1:「世界の手仕事ブログ」(手仕事四方山話のブログ。コメント歓迎!)
*手仕事体験記(展覧会、ワークショップ、レクチャー、ギャラリー、ショップなどの見学記、体験記など)
*手仕事と人(手仕事作家、コレクター、職人さん、熱中人などとの出会い、取材など)
*手仕事と旅(手仕事を求めての国内外の旅レポート)
*手仕事と本(手仕事に関する書籍紹介。絨緞・キリム、家具、テキスタイル、骨董、陶磁器などレポーターの熱中分野により、マニアックなご紹介になりそうです)
*手仕事と食(旅、仕入れ、取材、留学等で滞在した国内&世界各地の食体験。超美味から驚きの食まで)
*世界の手仕事レポート(世界のレポーター、ライターからの投稿をお願いできればと考えています。連載等はご相談にて。もう全体が少しまとまってきた時点でご案内致します)

2:「世界の手仕事研究室」(専門分野、熱中分野、ユニークな手仕事情報など、筆者別の小部屋ができる予定。以下は「仮」です
*トライバルラグ(模様の意味、色、部族など)
*インド手仕事本巡り
*つなぎ技法について
*手仕事とデジタル
*手仕事ニュース&マーケット、、などなど

3:手仕事インフォメーション(展覧会、手仕事イベント、ワークショップ、展示会、ショップ、新商品など)

この他、写真投稿&人気コンテスト、手仕事アンケート、twitter、facebookとの連動も。いや〜、最近のITの進化はすごいですね。某首相がITを「イット」と言っていたのが、遠いむかしのようです。
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今後、当サイトの更新原稿と、Jが担当する手仕事ウエブの更新原稿は、基本的に同じものになると思います。ご了解下さいませ。

さて、来年はうさぎ年。こんな写真をシェアして頂きました。このオレンジのもの、何だかわかりますか?

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(写真:Masahiro.Uさんよりお借りしました)

正解は、「柿」。柿もちゃんと干支を知って実るんですねえ。。感動です。

来年も、たくさんの手仕事、そして手仕事を愛する方々と出会えますように。
皆様にとって、2011年が良き年となりますように。心よりお祈り致します。
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by kizashinoj | 2010-12-26 19:58 | 日々

世界の手仕事、その旅路

今日はいろんな切り口で書いてみましたが、どうもピタッときません。

最初に書いたのが、「先日、ファッションブランドのギャラリーに行ったこと、手仕事のモノの価格について考えたこと」。価格についての考察(だいそれたものではありませんが考えこんでしまいました)が難しくて書けなくなりました。消しました。

次に、崩れゆく権威シリーズで「巨匠が去り失った頂点」「芸術より売れ筋」をまとめ始めましたが、手仕事との関連があまりない気がしてきて、消しました。

次に、手仕事ニュース関連で、気になる言葉や動きをまとめましたが、自分には気になることだけど、これが読む人にとって面白いことだろうか、と考え始めたら、違うと思えて、消しました。

ブログを始めて5年4ヶ月、初めてのことです。書くのは早いJです。なぜなんでしょう、、何かのメッセージかも。

「世界の手仕事WEB」が現在リニューアル中です。年初くらいには新装オープンとなると思います。

「美しい世界の手仕事プロジェクト」スタート時から細々と続けてきたこのブログ、しばしお休みのときなのかも。(書こうとした内容がまとまらず、弱っているだけなのかな??)

今回は写真のみとさせていただきますね。そして「世界の手仕事WEB」のお知らせなど、またご案内するかと思います。年末年始でもありますし、しばらくお休みとさせていただきます。
ご訪問いただき、本当にありがとうございました。
皆様、どうぞお元気で!!!

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(望月真理さん刺繍作品細部/美しい世界の手仕事プロジェクト2008・バングラデシュの宝物より)

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(同)

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(小畑氏コレクション/パキスタンのミラーワーク刺繍細部/美しい世界の手仕事プロジェクト2008・シルクロード展示より)

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(柳清子さんコレクション/ラオス布細部/美しい世界の手仕事プロジェクト2008・インドシナの染織より)


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(ウズベキスタン陶器/美しい世界の手仕事プロジェクト2010より/奥の紫布はウズベキスタンのスザニ、白地のものはインド・サンガネールの木版捺染)

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(美しい世界の手仕事プロジェクト2008・シルクロード展示より)

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(渡辺コレクション/フィリピンのつなぎ技法。フィリピン南部ミンダナオ島の少数民族マラナオ族が伝統衣装マロン=筒布、丈が長いのが特徴で丈を長くするために布をつなぐ必要がある=をつなぐために使った技法。一本の糸と針を使って結び玉を作る。その結び玉を連続させて帯状の組織を作りながら二枚の布をつなぐ。 帯の幅は数ミリから数センチと様々で、糸の色を変えて模様を作ったり、結び目の間隔を調節してレース状にすることもできる/美しい世界の手仕事プロジェクト2010・海洋アジアより)
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by kizashinoj | 2010-12-18 22:59 | 日々
ウィキリークスが世界を揺るがしています。国家機密レベルの極秘情報が、誰でも見られるネットで公開される、、
ネット社会がここまで来ること予想はされたでしょうけれど、本当に来るという実感は、政治家であっても持てなかったのでは?
ウィキリークス代表の逮捕をめぐる駆け引きは、スパイ映画をしのぐくらいです。
情報も権力者だけのものではなくなってきているのでしょうか。

美術や文芸の世界でも、従来の「権威」が変化してきているようです。
(権威とは無縁な手仕事写真を織り込みながら、、)

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(フィリピン少数民族衣装、徹底的に細かい手仕事/渡辺コレクション/美しい世界の手仕事プロジェクト2010より)

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< 崩れゆく「壇」の権威 〜芸術院嫌気さす逸材も。土産や土下座会員目指し事前活動〜/朝日新聞/2010年10月> (抜粋、要旨)

・芸術院は1918年設立の帝国美術院を前身に持つ国の栄誉機関。会員はみな「功績顕著な芸術家」で、非常勤の国家公務員。毎年国から250万円を支給されている。
・美術/文芸/音楽、演劇、舞踊の各分野から現在は計105人が会員。終身。誰かが亡くなったら欠員を埋める形でその部の会員が投票し新会員を決める。
・すぐれた芸術家たちが優れた後輩を見いだし次の時代をゆだねていく機能を担ってきた。文化功労者かって7割が会員、現在は2名だけ。

・安藤忠雄氏は、「50人ものあいさつ回りがわずらわしい。作品で評価して欲しい」と断った。
・選考委員宅に銘菓や土産、作品を持参、土下座された会員も。こうした慣習が逸材を遠ざける。
・「会員になるために工作が必要な組織なら、ない方がいい」野見山暁治さん。
・絵の世界では会員になると作品の値段が3〜4割り上がり、バブルの頃には2倍3倍になったが今はせいぜいで1割くらいという。

・(昨今は)素人や市場が影響力を持つ。「壇」と呼ばれる一種の共同体は外からの波にもさらされている。
・書店員が選ぶ賞や個性派楽団の台頭など。本屋大賞受賞後に30万部伸びて38万部売った小説は直木賞を逃している。今年の直木賞は11〜15万部。
・その世界の既存のメンバーの評価とは異なる素人や市場の評価が勢いを増す。一般の人も目や耳が越えメディアも多様化と国際化が進む。
・日本芸術院長で作家の三浦朱門さんは「文化の壇は日本が近代化された20世紀に成立したが複製芸術が広がり新しいコミュニケーションの場が生まれ形骸化した。いまや壇は消えつつある」と話す。
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ドンジャ、夜着。ボロ布が幾重にも重なりあい15キログラムのものもある)

そういえば、「壇」ってありましたね。論壇とか画壇とか。今では、「ひな壇芸人」しか思い浮かびません。

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(ウズベキスタンの刺繍布スザニ/タシケントの工芸博物館蔵/博物館に展示されてはいるが元々は花嫁のために親族の女性たちが刺した布。美しさがイキイキしています)

いいとか悪いとかではなく、情報や嗜好の変化ということなのでしょう。個人的には、権威的なものが苦手なので、論評が一部の層の特権であるよりは好ましいと思います。ただ、深く研究を積んだ専門家ならではの視点を知る機会は減っていくのであろうことは、少し残念な気もします。

とにもかくにも、、この溺れるような情報の海を彷徨う日々、しっかりした自分なりの視点、面白がるけど踊らされない姿勢を持ちたいなと思います。

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(タジク男性衣装/超超イケてますよね!なんたるオシャレ度!このストライプ、この色の組み合わせ。こういうところからインスパイアされて作品を作る有名ブランドも少なくないですよね)

手仕事プロジェクトは、壇とも権威とも無縁(にも程がある)。
だから、こういうときに写真選びは楽勝。すべてがスピリットのある手仕事だから。
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by kizashinoj | 2010-12-13 21:32 | 日々

新釉薬の名付けを楽しむ

青葉台エスニカさんでの「世界の手仕事アウトレット」、昨日火曜日で無事終了しましたこと、お知らせ致します。暖かい雰囲気とオシャレな演出が素敵でした。
ご来店の皆さん、出展者の皆さん、お疲れさまでした☆

さて、こちらのブログではあまり書いていませんが、当ブログを書いている「J」の好きなものは西アジア・中央アジアの装飾タイル・陶器です。
旅のなかで、中央ユーラシアの蒼い空に煌めく青のタイルを知って以来、惹かれています。例えばこんなタイル。

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(ウズベキスタン・サマルカンド/墓廟壁面)

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(イラン・タブリーズ/モスクファサード壁面)

モザイクタイルというのは、色やデザインを決めて焼いた陶板をミリ単位で切り刻み、それを再度集成して1枚の板にしたものを、建築物の壁面等にはめるなどして用います。イスラム建築の代表的な装飾です。
遠目では1枚の絵画のように見えますが、写真などで見ると、いかに緻密な熟練の作業であるかがわかります。現在では、このような気の遠くなる作業は、世界遺産レベルの建造物の修復以外はあり得ないでしょう。

あ、こういうこと書き出すと、長くなるんですよね〜、、。もしもご興味ある方は別ブログ「イスラムアート紀行」でタイルなどをご紹介していますので、どうぞ。

そんなわけで今回は、手仕事ニュースやテキスタイルや毛織物の話題以外のお話です。(「イスラムアート紀行」とかぶっています。ご了承ください)

この夏から習い始めたタイル絵付け、師匠である「さぶ先生」制作のオリジナル釉薬は、微妙な色合いが何ともいえません。そこで「勝手に命名委員会」と称して、釉薬に名前をつけさせてもらっています。
従来ある日本の色名はシックで知的でなんとも素敵なので、違う切り口でいくしかない。俳句や万葉集を見たり詩的な言葉を拾ったり、作業は難航していますが、ついに、、

3色の色名が決定しました。発表しま〜す!☆

■「山羊白」yagishiro
■「羊白」hitsujishiro
■「椋卵」mukuran

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*左:山羊白 yagishiro/正式名「山羊は白し」〜「藤房に山羊は白しと旅すぎゆく」(金子兜太)より 
*右(SB5):羊白 hitsujishiro/正式名「羊も白し」 
・イラン出身のさぶ先生にちなみ、植物名の多い日本の色名から離れ、動物名でいってみました。
・山羊があれば羊ははずせません。みんなが大好き、暮らしの基本、羊さんです。
・通称は山羊白ですが、正式名が文章的な「山羊は白し」であるのがポイントです。

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*椋卵 mukuran/正式名「椋鳥の卵」 
・椋鳥の卵がこんなきれいな色だなんて!(↓下写真)。そしてこの釉薬のまんまの色だなんて!
・釉薬見本が卵を思わせる形をしているのは偶然です。いろんなパターンで釉薬の色が見やすい形なんだそうでうす。(でも今や、すっかり卵に見えてます、、)
・mukuran、ウルドゥーとかアラビア語っぽい響き!?「ムクラン シュクラン!^^

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「世界の手仕事WEB」、進行中。世界の手仕事レポーターをしてくださる方、募集中です。よろしければコメント欄よりお便りくださいませ。
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by kizashinoj | 2010-12-08 13:45 | 日々
横浜青葉台のエスニカにて、世界の手仕事アウトレット開催中です。(12月1日より7日火曜日まで)

「インドのテキスタイル、イランやアフガニスタンなどの遊牧民のラグ・キリム、南米の雑貨、そして韓国李朝家具と、世界各地の伝統的なインテリアや伝統技術を用いたファッションアイテムを多数ご用意いたします」

快晴の青空、小春日和の先日、青葉台におじゃましてきました。メチャお買い得なものがありました。ありがとう〜!☆
女性に人気の「コカリ」さん、色鮮やかな刺繍バッグやエスニックテイストのシャツなども、え?と驚くハッピープライス!
S.Y.Sさん輸入のオリーブオイルやアンデスの塩も美味でした〜。

写真のみですが、雰囲気をプリーズ。

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(店主Tさんは模様替えと大工仕事がプロ級の腕前。レイアウトは常に変化)

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(トライブさんのトライバルラグやキリム。色合いに和みます)

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(店内は広いので、隠されたようなところにきれいなものがいろいろ。探し物感覚です。このミラーワークも仕事が細かい)

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(小柄なKMさんが打ち出しの鍋状のものを持っていたら、、なんだかこういう展開に。いえいえ、そういうふうに使うものでは、っていってもアフガンのアフガーニーとかでした)

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(いんどもようさんの木版を買い占めてしまいました。このくらいのサイズのが欲しかったので、ラッキーでした。布用のインクで押してアイロンをかければ色落ちしないようなので、Tシャツに押してみようかなあ^^)

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(李朝家具ギャラリー羅山さんの古民具)

年のせいもありますが、いわゆる「雑貨屋さん」は完全卒業。かといって「民芸」のお店に浸りきるふうにもならず。やはり世界の手仕事をいろいろ見るのが好きなJでした。

今回のアウトレットでは、イベントやトークはありませんが、トライブさんやエスニカさんたちとお客さんたち、いつもいろんなことを語り合っています。手仕事談義もかねて、機会があればお出かけください。
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by kizashinoj | 2010-12-04 22:42 | ミュージアム・展示会

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


by kizashinoj