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美しい世界の手仕事プロジェクト

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カテゴリ:08年始まり&準備日記( 5 )

☆☆☆ 会場、いい感じになってきました。 ☆☆☆

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最初はこんな感じの空間でした。SOHO的な雰囲気ではありました。

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造作の2日め。「棒」と「テグス」を駆使して高さと広さを活かしたい! 、、、この後数日、作業に集中。、、、オープン後も手直し、追加、いろいろしつつ、、、現在もまだまだ進行中ではありますが、、、↓ なんと、こんなに変身〜!!

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ひとときのくつろぎの時間。こんなレストスペースもあるんですよ。世界の布や工芸の本もあります。

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カンタ展示のパートにはキリムを敷き詰めました。こちらは裸足でどうぞ。座ってゆったりと、思う存分見ていただけます。

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カンタ全体を広げて見られるって、あるようで少ない機会だと思います。そして極端に古いもの以外は触ってみてください。なんとも言えないやわらかさがカンタ!

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インドの布のパートは涼しい感じに。コンセプトは「布の回廊」。ラジャスターンの透ける布の中を歩いてみてください。

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結局、みなさん裸足のままなんですよね。これがいいんです!

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ごあいさつコーナー。ミュージアムみたいだと思いませんか!?(自画自賛!)

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中央アジアの陶器や人形もあります。青がきれいです。後ろはオリッサのサリー。サリーウオール(壁)が続きます。色柄、手法とも本当に多彩で、それぞれが魅力的。布は広げて見たい!という願望がかなう空間です。


、、写真でお伝えするのはむつかしい!!!実際はもっと心地いいんですが、、。

布好きの方、工芸好きの方には、大変好評です。「もうドキドキして、、」「こんなにすごいとは思わなかった」「友だちに教える」等々、、。
滞在時間が数時間の方もめずらしくありません。
また、写真もバシバシ撮っていらっしゃいます。
同じ趣味、好みを持つ同士、来場者同士でお話が弾むこともあります。


「バングラデシュの宝物」、29日まで開催中。お待ちしています。(入場無料!)
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by kizashinoj | 2008-07-16 00:15 | 08年始まり&準備日記

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行こう、行こう、遊びに行こう。


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横浜までスイスイ行こう。


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楽しいことがありそうだ。


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雨も上がったし。


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お陽様だ。


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高いところで準備中。これはインドのサリーみたい。きれいな布の回廊をつくるんだね。


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こんな音楽聴きながら。


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ここに、どうやって飾るのかな。どんな空間になるのかな。


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あ。そうか、「手仕事」だから、準備もぜんぶてづくりなんだね。


12日から、始まるよ。
バングラデシュ・カンタの世界。
ひろびろとして、とってもきもちいい空間で、お待ちしています。



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バングラディシュの宝物
望月真理コレクション カンタ刺繍の世界


カンタとは
カンタには、サンスクリット語で「苦行者がはおっていたつぎはぎした布」という意味があります。
使い古され薄くなった木綿のサリーや腰布を再利用し、何枚も重ねて地布とし、これにサリーの端の色糸を使い繰り返し縫い合わせます。

カンタの色と模様
使い古した木綿を使うため、地は白色です。その上に赤、藍、黒、黄色などを使います。
模様は基本的には融通無碍ですが、中央にロータス(蓮)を置き、その周りに動植物、ヒンドゥーの神々、幾何学模様など、平安な生活を願う吉祥文がよく描かれます。

カンタからノクシカタへ
ベンガル地方に暮らす土着の女性たちの手による階層や宗教を超えた自由な手刺繍がカンタです。
一方、NGOなどの働きかけで、技術訓練を受けた農村女性が、売ることを目的として商品化されたカンタがノクシカタです。ノクシは絵を表します。

望月真理が語るカンタの魅力
「カンタの魅力は自由勝手なところですね。その時ばったりというか、思いつくまま。曲がっていようが丸くしようが、三角にしようが上と下が違っていようが、即興で好きに刺している。西洋刺繍のように“こうあるべし”という決まりのない自由奔放な刺繍絵です」

心の結晶
赤ちゃんのお包みや冬用のふとん、大切なものを包むために、一針ずつ丹念に家族への思いを込めて刺されたカンタは女性の心の結晶です。
針を持つことが喜びという望月真理さんは、現在、福島県のいわき市の豊かな自然の中で、日本人の感性を生かした独自の刺繍世界を探求しています。
インドの博物館にも飾られた『勿来の春』などの作品も同時に展示致します。

ベンガルの女性たちの自由な心模様の世界をお楽しみください。
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by kizashinoj | 2008-07-11 00:30 | 08年始まり&準備日記
バングラデシュの宝物・カンタ、展示する以上はやはり多くの方々に見ていただきたいという気持ちがあります。可能ならば、もっとイベントをたくさん打ち出したいところですが、何しろ手作りイベント、、。なかなか、むつかしいのが現実です。

知恵者たちに聞けば、「食」は人を呼ぶ大きな魅力なのだとか。では、バングラの食を当たってみよう、と思いました。

ネット等で調べて向かった先は、横浜市港北区にあるインド家庭料理&バングラデシュ料理の「M」さん。「グリーンライン」という新線に初めて乗りました。横浜も路線が縦横無尽に走っているんですね。日吉経由で目黒へも直結とか。港北ニュータウンも便利になりましたね〜!

お店はアットホームな雰囲気。さっそくビールとサモサで乾杯。、、、ん!?このサモサ、おいしい〜!辛みのある白いソースをつけていただくんですが、このソースがピリッと刺激的。クセになりそうな味です。

春雨を使った揚げ物や野菜の味が生きるロールなど前菜系から、締めのカレー、そしてチャイまで、さっぱりしたヘルシー感覚の味わいで、おいしくいただきました。

やさしい人柄がにじみ出ているご主人Cさんと、太陽のように明るいバングラデシュ人の女性店長Sさん。はじめてお会いしたように思えません。こういうのって、ご縁ですね〜。いろんなお話をして、楽しい時間をすごすことができました。

ケータリングのお話もしてきました。手作りお菓子とチャイをお楽しみいただけることになりそうです。題して「バングラデシュのティータイム」。どうぞ、お楽しみに!!
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by kizashinoj | 2008-06-19 22:00 | 08年始まり&準備日記
バングラデシュのカンタ、どのように見てもらおう、と、下北沢の喫茶店に集まったメンバー、入り口近くの大きなテーブルに座って話をしていました。

するとそこに、アジア系のかわいい女性が二人入ってきて、同じテーブルに座りました。そして英語で楽しそうに会話を始めました。どうして英語なの?インドの女性?、、なんとなく気になってはいましたが、話しかけるのも失礼かなと思っていました。

でもそのうちに、なんとなくお互いに目が合ってしまったのです。聞いてみると、二人はネパールとバングラデシュからの留学生というではありませんか!別々の大学ですが、情報工学と経済を学んでいるそうです。

バングラデシュの話をしていたときに、ふと目が合った人がバングラデシュの人って、、びっくりです。もともとは南アジアの布の話をしていたのですから、ネパールともおおいに関係があります。

二人とも、とてもかわいくて、しかも成績優秀!そして気軽に話をしてくれます。いい子たちだあ〜♪すっかりうれしくなってしまいました。

バングラデシュのイベントするんだよ、という話をしているうちに、私はおばさんの厚かましさを発揮。「サリーの着付けをしてもらえないかなあ」なんて聞いてみました。「いいですよ」(日本語も流暢)と言ってくれました。

会えたのは偶然のようで、でも「ご縁」のような気がしてなりません。下北沢でのこの出会いが、サリー着付けに結びつけばうれしいな。
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by kizashinoj | 2008-06-10 23:00 | 08年始まり&準備日記
例年より早い桜の開花予想がちらほらとではじめた今年の3月のある日、私は打ち合わせの場所である「ハウスクエア横浜」に向かっていました。部族絨緞を蒐集販売するSさんとパキスタン帰りのMさんもいっしょです。

住とインテリアの総合情報施設である「ハウスクエア横浜」のライブラリーは、住関連の国内外の書籍や雑誌が充実しており、しかも空間的にも広々としてゆったりしています。壁面は白です。スッキリしているのもいいのですが、何か飾って演出しても映える壁面です。

そこで、ハウスクエアのKさんの発案で、キリムなどの手工芸品、本物のきれいなものを飾ってはどうかということになり、打ち合わせに出かけたのです。Kさんとは長いつきあい。ミーハー感覚がナイスな女性です。彼女が「本物」を求めているというのはこれからのトレンド、「兆し」の指標。心強い、そして、うれしい!

ライブラリーに隣接したスペースや小部屋での展開も考えているうちに、Kさんが2階に向かいました。(事情の詳細は省略しますが)そこには、広い空間がありました。聞けばなんと150坪!フローリングとコンクリート打ちっぱなしが半々の面白いスペースです。「これを、、?」。

そうです。この空間が、今回期間限定で、世界の本物、きれいなもの、手仕事を展示することになったスペースでした。その後の経過の詳細は省略しますが、結論=「期間限定だが、来場者や地域の皆様に、本物を紹介する機会作りとして、空間活用OK」とうことになりました。ありがとうございます〜!


Sさんは「コンステレーション(CONSTELLATION)」というコンセプトを考えていました。「星座」「美しいものの集まり」「配置、布陣、型」「心理精神分析のことばで、刺激布置(まとまりを持った刺激の配列)、布置(ある概念を中心とする思考や感情のグループ)」などの意味があるそうです。

これについてSさんは、河合隼雄さんの「コンステレーションとは一種の示唆であり、気づかせなのである」「ユング心理学では心の中の状況と外的に起こることがうまく合致して、全体として何かが星座のようにまとまることをコンステレーションと呼んで大切に考えている」という言葉も紹介しています。


こうしたなかで、「第1回の企画は、バングラデシュのカンタでいこう」、手仕事プロジェクトの打ち合わせのなかで、それは自然な合意でした。

4年前の夏、その年の夏も暑かった。Sさんをはじめとする絨緞好きの仲間たちとおとずれたのは、福島・いわきにある望月真理さんのお宅兼アトリエの古民家でした。竹やぶのある庭と縁側の広い古民家、いい感じなんですよね〜!

刺繍家である望月さんは、インドや雲南をはじめとするアジアの刺繍や布のコレクターでもあります。ふと通りがかりに発見して一目惚れした古民家を長い交渉を経てアトリエにしたのが望月さん70代の頃。たとえ背負われても、布を求めて雲南の崖もよじのぼって行きます。でも気負っているわけではない。自然体の行動力という感じです。

夕食は、先生のお弟子さんたちや地元の方々が、手作りのおいしい料理、いわきならではのお惣菜を持ち寄ってくださいました。新鮮な魚や野菜が、もうとびきり美味しくて、飲んで食べて語りました。(私たちが作ったのは、自称「トムヤムクン」、実際「ヤミ鍋」)。

花火でも盛り上がりました。子どもみたいに大騒ぎ。座敷に布団を敷き詰めて寝たのも楽しい思いでです。


そして次の日、待望のコレクション拝見。、、、圧倒されました。素晴らしいコレクションでした。とても全部は見られず、一部だったのですが、拝見したもののなかにバングラデシュのカンタがありました。

カンタ、、見たことはありました。素朴な民衆の刺繍という印象を持っていました。

望月さんのカンタも、同じように素朴で、手仕事のあたたかさがありました。でも、それだけではない、なにかとてものびのびしたものを感じたのです。どこか「突き抜けている」感じというか、、。

のびのびと描かれた自然や人々、ユーモラスでゆったりした感じ、チクチク刺繍を楽しんでいる様子。でも、そのおおらかさのなかに何か強いものがある。根本的な姿勢、視点のようなものがある。

とらわれず、ものごとを受容していく強さ、人生を肯定するたくましさ、否定しないあたたかさ、ユーモアで何かを乗り越えていく感じ。ほんわりしたテイストのなかに潜む駆動感や突き抜け感。自由、自由だと私は思いました。精神が自由なのだと思いました。

数あるカンタのなかから、望月さんが惹かれたもの、望月さんの眼が選んだもの。望月さんの個性、生き方と波動が重なり合うもの。セレクトされたカンタからあふれる、おおらかで自由な精神のありように、蒐集とはこういうことなのかと思いました。

そして、このカンタをたくさんの人に見て欲しいと思いました。とくに若い人に。将来に対する漠然とした、しかし強い不安。そのなかで閉ざし、受容せず、萎縮してしまった若い人たちに見て欲しい。もっとのびのびと開いて欲しいと思いました。

美しい世界の手仕事プロジェクトは、こうして始まり、怒濤のような準備の日々に入っていきます。
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by kizashinoj | 2008-06-03 21:00 | 08年始まり&準備日記

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


by kizashinoj