美しい世界の手仕事プロジェクト

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カテゴリ:日々( 28 )

強いところ、弱いところ

胃腸は丈夫です。日本はもちろん、海外でもお腹をこわしたことは、ほとんどありません。たとえば秘境系地域へのグループツアーの場合、旅行中に20人中19人がお腹をこわすこともあります。最後の一人、何事もなく帰国するのが私です。

例外は数度。最初のインドでは屋台カレーのせいか、帰国後3週間ほど、赤痢かコレラかという症状にみまわれました。でも、これで免疫ができたのか、その後のインドでは、「ミネラルウオーターと同じだから」と言われるままにタンクの水や水道水も飲んでいます。

インド以外では、台湾でさんざん食べた後の強烈な足裏マッサージで代謝が異常になったのか、しばしボロボロになりました。
そして次が今回のウズベキスタン帰国後ですが、まあ1週間程度、普通に生活しながらのダイエット気分。もう少し続いてもよかったくらいです。(体力落ちるとがっくりしてたのに、のど元過ぎれば、、)

そんな鉄の胃腸を持つ私にも弱点があります。皮膚が弱いんですよね、、。虫などもそれを見抜くのか、大勢人がいても、私だけが被害甚大。
昨夏のウズではダニに50ほどもさされ、帰国後皮膚科に通えば通うほど悪化し、一つ一つが火山のようになり、泣いていました。治癒の経緯はこちらに。

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(ウズでランチにおよばれ。食後のメロンとスイカ。太陽の贈り物。シルクロードの甘露。葡萄もおいしいですよ〜)

ところが、その後同じようにその部屋(ホームステイ)に宿泊した人に被害がなく、私が今年の冬に行った時も問題なし。
で、この夏は虫除けスプレーとムヒでいいだろうと、、ところがまたしても悲劇(喜劇?)が。ダニ手足の私、こういう痕って一生消えません(号泣)。「私たちはさされないわよ」と地元の人。でも赤ちゃんがさされているところをみると、免疫ができてるんでしょう。

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(有名なシルクの産地マルギランの工房にて。工房先代が復刻した中央アジア伝統模様。インドネシア?と思うけど、中央アジア。中央アジア発って多いんです)

痒さってキツい。そして暑さの中でも寝る時もカンペキ厚着で防備。あち〜、、。おい!ダニ〜!出てこい!「セン滅」「全滅」「壊滅」などの言葉(文字)が頭を駆け巡ります。そういうときの文字って、夢の中でもちゃんと劇画調。おどろおどろしいです。

帰国後、スーパーやドラッグで、気がついたら「防虫用品売場」に立っている私。次回のための強力商品選びに余念がありません。きっと効きます。慣れてないって大きいんですよ。シベリアで蚊取り線香、メチャ効きました。
防虫コーナーで鬼気迫る形相の女がいたら、それは私です。やさしい言葉をかけてください。

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(ウズベキスタン東部の町コカンドのバザール。カラフルでしょ。女性もオレンジの服を着ています。黒や紺の日本女子、地味すぎです。シルクロードに行く時は、きれいな色の服を着ましょうね〜!その方が喜ばれますよ。バザールでは「アドラス」(コットン混)をゲット。シルクものは工房で買います)
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by kizashinoj | 2010-09-17 21:08 | 日々

熱帯日本のスカート男子

オシャレなスタイルで登山を楽しむ「山ガール」が話題になっていますね。動きやすくポケットの多いアウトドア系の格好が好きな私にとっては選択肢が増え、歓迎すべき傾向☆

一方で、一部地域で話題になっているのが「スカート男子」。スカートを着用している男性です。原宿や渋谷などで時々見かけます。

メンズスカートのブランドも登場しました。Cross Gender・・・「誰よりもお洒落になる。メンズファッション最後の可能性、メンズスカート」。代表的なメンズスカートのブランド、2010年2月事業スタートです。

「洋服好きで学生時代から腰にボリュームのあるスタイルを取り入れていたブランドディレクターが「自分と同じようにメンズスカートスタイルが好きな人もいるのでは」と事業化を提案。男女ともにスキニーデニムがはやるなど「メンズとレディスの接近化」が始まっていることや、パリミラノメンズコレクションでメンズスカートスタイルが多く提案されていることなどから「メンズスカートが来る」と判断、ブランドを立ち上げた。現在ECサイトのみで販売。商品はプリーツラップスカートやアシンメトリーラップスカートなど。中心価格帯7,800円~1万4,800円。主要客層は20代中盤だが30~40代も」(シブヤ経済新聞記事より。要約して引用)

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(シブヤ経済新聞記事より引用)

でも、古今東西を見てみれば、男性のスカート姿、異様なものではありませんよね。とくに腰に巻くタイプは、暑い地域にはなくてはならないものでしょう。

wikipedia・・・「メンズスカート。欧米においては、1980年代に登場した。20世紀においては、伝統的に女性用の衣服とされていたスカートを男性が穿くことである。女装とは区別される」。「スカート形状の衣服は、歴史的には、女性専用のものではなかった。古代エジプトやヒッタイトなど熱帯地方においては、男女共に、腰に布を巻く衣装が一般的で、これは20世紀の巻きスカートと実質的には同じものである。あるいは、熱帯地方でなくとも、スカート状衣類は、広く一般に男女の区別なく着用されていた。現在のスカートに非常に外見が似た衣類として、スコットランドの民族衣装のキルトがあるが、類似した例はスコットランドに限らない」

日本でも5年くらい前にはこんなサイトが登場していたようです。新メンズスカート倶楽部。「最近の女性はスカートを穿かなくなり、ズボンを穿く人が多くなりました。服装に関して性差がなくなりつつあります。しかし、男性だけがスカートを穿きたくても穿けない環境にいます。男性のスカート着用禁止という規則も法律もありません。家の中だけではなく、スカートで街に出かけましょう」(記事から推測すると2005年くらいからあるサイトのようです) 

なかなかにオシャレな感じだし、私はスカート男子に抵抗なし。ただしアジアンな腰巻き系以外は、はく人を選びますね。ショートのラップはいけると思いますが、ロングは誰もが履きこなせるとは思いません。

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(ウズベキスタンにて。スカート姿の女性たち。でも、じつはこの下にズボンを穿いていることが判明。いっしょに柔軟体操をしたときに発見。皆が穿くものかどうかはわかりませんが、これまたたしなみのようです。暑い日本でも、涼しそうなあのズボンがあればいいのに!、、薄い素材で風をはらむようなパンツ、どうして日本で売ってないのかあ。パジャマで歩きたくなりますよ、ホントに)

逆にといっては変ですが、ウズベキスタンでは女性はスカートが一種のたしなみ。都会ではジーンズの女性も多いですが、地方では基本、スカート。パンツはNG。以前から興味があったこのテーマ、ウズの地方の町に住む中学生男女に聞いてみました。おもしろかったんですが、書き出すと長くなるJ、当ブログは短くをめざしているので、このあたりまでに。
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by kizashinoj | 2010-09-10 20:13 | 日々
9月になっても、この暑さ。例年なら、「季節感先取り」で毛皮やスエードを身につけた販売員さんをファッションのお店で見たりするのですが、今年はどうでしょうか。実際、お店では秋物衣料があまり動いていないようで、もう長袖の値引きが始まったところもあるそうです。

季節感大好き&重視の日本、お盆過ぎくらいから見かけるのが、薄手の生地を使い色は秋らしい落ち着いたものにした「秋色夏素材」。
また以前は、初春前くらいに、暖かい素材で春らしい色や模様の「梅春もの」っていわれる服がありましたね。

私、これって、近年のマーケティングの発想なのだと思ってました。
でも、東京国立博物館でこの帷子と解説を見て、なるほどおと思いました。

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「麻地単仕立ての真夏用の帷子/江戸時代、18世紀/白麻地、紅葉、落葉模様/模様は秋の落葉模様。江戸時代中期以降、季節を先取りして涼を誘う趣向として、模様に好まれるようになった」

季節先取り、江戸時代から人気があったようです。日本だね〜、って感心しちゃいました。

現在、「季節商品」で好調なのは、コンビニが昨年より展開時期を1週間早めた「おでん」、なんだそうです。
暑そうと思いますが、夏バテで弱った体、冷たいもの疲れの時期、おでんなら食べやすいのかもしれません。

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今年は果実などの秋の味覚もやや高めですが、シルクロードでは甘くてみずみずしい葡萄が今盛り。ウズベキスタン陶器には葡萄がよく似合います。
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by kizashinoj | 2010-09-04 10:44 | 日々

ウズで陶芸にひたひた

ウズベキスタンから戻りました。
A陶芸工房は、常に演出が変化していて、いつ見ても飽きません。
今回は作品も仕上がりが良いものが多かったなあ。


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午前中は、地元の子どもたちに日本語を教え、午後は工房で作業を見たり、陶器をスケッチしたり、写真を撮ったりしていました。


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(陶器をスケッチして模様のお勉強。幾何学系パターンのあるものはスケッチがむつかしい。花模様とかの方が楽しいです)


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(テキストをゲット!!当地では貴重なコピーをして持ち帰りました。感謝!)


そんなわけで、帰国後のウズ便りでしたが、こちらのブログでは「手仕事ニュース」「兆し」を目指していますので、なるべくそちらにトライしたいです。が、もう1本ブログがあるし、なかなか書けません。工芸の秋、展覧会やお店など、見て歩きたいな。では!


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by kizashinoj | 2010-08-29 23:00 | 日々
「手仕事プロジェクト」をご紹介するのが趣旨のこのブログ、プロジェクト進行中以外は、ゆるゆると手仕事のものをアップしたりしています。

が、じつは、もともと「kizashinoj」というドメイン名の意図は「兆し」でした。
手仕事の兆し〜日本(J)の兆し=kizashinoj、人々の兆し、そういうものを勉強を兼ねてレポートしていきたいと思って始めたブログでした。

その頃にプロジェクトが始まり、あたふたとプロジェクトのことを書き始めたのがスタートです。
なので、「兆し」は書くに至らなかったのですが、書いていきたい事柄ではあります。勉強不足&あまり見て歩いていないこのごろなので、なかなかレポートに至りませんが、そのうちにチャレンジしたいです。

今回は、手仕事できない人間Jのイスラムタイル作りご紹介という話題で失礼します。
イスラムデザイン、興味深いですよ!自然な植物模様などを習っているところですが、気が早いので先生にお願いして、いきなりデザインから絵付けまで一気。焼成していただきました。
進行の様子は(「絵付け初体験、熱中篇」などに書いてます。)

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(塗りにムラがあるので小さい写真で隠します!第1弾の2枚。白地のタイルの真ん中部分はペルシア書道の文字です)

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(現在練習中の花模様)

そして、タイル絵付けを習っている白金陶芸教室で、他の生徒さんたちが陶芸を楽しそうにやってらっしゃるのを見ているうちに、陶芸をやってみたい!と思い、8月は絵付け+陶芸。夏期集中講座のノリでした。

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(初体験のろくろ引きを終えた2つ。高さを出すのが難しかった〜!指の長さは決まっているのに、どうやって高くなるの?!とパニックになりましたが、両手の指で壁を作っているうちに高くなってきてホッ。この後「削り」にチャレンジしました。これがまた難しい。微調整の仕方も習いたくさん勉強することができました。作品を作りたいわけではなかったので、これは焼成せず。ちゃんとできるようになったら形にしたいと思います)

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(土族に嬉しいこういう光景)

陶芸、、正確にはかなり昔に、益子で一度体験したことがあります。が、難しい!と即座に挫折しました。それ以来、興味はありつつも自分には無理と思ってきました。
でも、白金の教室は先生お二人が穏やかであたたか。自由にのびのびと試してみることができます。そしてやってみたら、ハマりました。やっぱり、、土だもんなあ。(自称土族)

ろくろをやってみて思ったのは、「体幹と正中線」。体がぶれないことが、いかに大事か、ここでも感じました。体がぶれないとろくろもぶれないと感じました。
そうしたら、皆さんがその工程を「センターリング」とおっしゃっているので、なるほど、と思いました。
ヨガやピラティス系、太極拳などで、ものすごく大事な体幹の安定とぶれない正中線。というか、それをめざすためのヨガやピラティス。体幹と正中線は、きっといろんなことの基本なんですね。陶芸、武道、ダンス、スポーツ、歌や楽器、乗馬なんかも絶対必要だし。肚、骨盤、姿勢は大事!

さて、↓ これはウズベキスタンのミニアチュール(細密画)の小箱です。タイル絵付けをやってみて、この細かさを描き抜くこと、いかにスキルが必要か、集中が必要か、感じました。

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(ペーパーマッシュを黒に塗りリスの毛の筆で緻密に描く。ティムール朝時代から盛んな工芸。ウズベキスタンには現在も細密画専門の大学学部があります)

そんなウズベキスタンにちょこっと行ってきます。手仕事、見てきます。

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(ウズベキスタンの陶芸産地の工房)

残暑きびしい日々ですが、どうぞお元気でおすごしください。
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by kizashinoj | 2010-08-18 00:05 | 日々
暑中お見舞い申し上げます。

何か涼しげなものを、と思いましたが、西アジア、中央アジアの毛織物や刺繍が多いせいか、手仕事のほうにはあまり涼しげな写真がありません。
手仕事の方は、赤がベースになりますね〜。(「イスラムアート紀行」では青の陶器など青の世界で暑中お見舞い。同地域でも陶器は青系なんですが、、)

こうなったら、がっつり「真っ赤」でいきます。
ウズベキスタンの刺繍布「スザニ」の中心にある、太陽とも花とも思われる元気いっぱいの模様です。スザニは、女性がお嫁入りのときに持参する刺繍布。ウズベキスタン各地で構図やモチーフが異なります。

以下、写真のみですが。


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(タシケントにある工芸博物館展示品)


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(同)


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(同)


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(美しい世界の手仕事プロジェクト2008展示。O氏コレクションより)


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(美しい世界の手仕事プロジェクト2008展示)


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(スザニのあるウズベキスタンでは、こいいうおじいちゃんたちがチャイハネでお茶を飲んでいます/撮影YSさん)


では、暑い夏、元気にお過ごしください。
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by kizashinoj | 2010-08-06 18:08 | 日々
暑い夏の熱いお話。

「美しい世界の手仕事プロジェクト2010」の無事終了を祝って、”バローチの恋人”Mさん企画&主催の会に、スタッフの「打ち上げ」を兼ねて参加させていただきました。これで心おきなく終了できました。ほっ☆

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野蛮かつオーガニックな、そして圧倒的に手仕事な会の模様は、こちらをクリック「日本初の「サッジー」試食会、炎の大成功!☆」(イスラムアート紀行)で、どうぞ。

*プロジェクト2010終了後のこのブログ、今後はJの手仕事見て歩紀みたいな感じになるかと思います。更新頻度は高くない(=かなり少ない)と思います。こんなブログですが、もしも気が向いたら、ふらっと遊びにお立ち寄りください。

皆様も夏の日々、元気に楽しくお過ごしくださいね!!^^
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by kizashinoj | 2010-07-07 10:55 | 日々
な、な、なんだ、これ!?
最初見た時、頭に浮かんだのは「和同開珎」。(想像力&ボキャブラリーが、、)
青銅器かと思いました。

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(うわさの「なべしき」。ここは蕎麦屋ですが、長く一般家庭で作っていたそうです)

正解は、、食べ物。餅なんです。その名も「なべしき」。見たまんま。
よもぎ入り。よもぎ色。とことん、よもぎ色。
いろりの上に吊るして保存すると、殺虫効果で長持ちするんだそうです。

水に浸して戻してから焼いて食べるそうです。
私は揚げたものを食べさせてもらいました。よもぎの香りがツーンとして、きな粉と良く合い、とっても美味しかったです。

ここはどこ?福井県池田町です。
有機農業が盛ん。ファームハウス経営や「農村力デザイン大学」「いなかもん学校」などユニークな取り組みが目白押しの、元気な山間地の農村です。

ときどき仕事で(と称して?)訪れているんですが、今回は地区の女性たちの一年分の味噌の仕込みの日程とたまたま合い、見学させてもらいました〜☆ 皆さん、テキパキと行動が早い。チームワークもすばらしい。マニュアルなんてなくても、さくさくと進みます。

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(麹、大豆、塩)

麹と圧力鍋で茹でた大豆、塩、さらに大豆の茹で汁(種水。この量が大事のようです。手で様子を見て決定)を混ぜ合わせ、機械で(手で押し込んでいきますが)ミンチ状にしていきます。

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(つぶしてこねる過程)

それをだんご状に丸め、容器にピシャっと投げていきます。空気を抜くんだとか。
私も投げさせてもらいましたが、ほわ、と、力ない音がしました。おばあちゃんたちはピシッ、ピシッとストライクの山!さすがですわ〜!

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(塩を少し敷いた上にだんご状の種を投げ入れる)

昔はもちろん機械もないので、すりつぶしていたそうです。量を考えると大変だ〜。機械は便利。

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(空気を抜きながらならしていきます)

池田の味噌は私も買って使っていますが、おいしいです。マイルド。豆だけ食べてもおいしいですからね〜。

次の日は、山菜や里芋のお惣菜作り&噂の「ぼたもち」作りを見学。
山菜って保存や戻すなどの準備が大変。ほんとに皆さん、働きもの。

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(山菜やタケノコ。ここまでが大変ですよね!)

ぜんまいは炒め煮にしますが、大鍋いっぱいのぜんまいの重量はハンパじゃない。
「ジムでけっこう鍛えてるし、最近体力ついてきて」とほざいている私J、なんと一混ぜもできませんでした。ショック、、

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(ゼンマイ、重い!)

残念ながら山菜総菜で役に立てない私、餅のコーナーに向かいます。
栃(とち)餅作りです。栃はものすごく手間がかかるそうです。だから今やとてもとても貴重。
そんな栃を惜しげもなく使います。独特の匂い。なんというか、、濃い木の匂い。

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(栃餅作り)

つきたてのアツアツの餅に、これまたアツアツの小豆あんをからめてぼたもちにします。これならJもできます。指についたあんは、あったかくてやさしい甘さ(*^_^*)。
栃餅のぼたもち、「とちぼた」と呼ばれます。

そして次は「いもぼた」作り。いもぼた?
餅米に蒸した里芋(超クリーミー、もうこれは別物!)を加え、すりこぎでつぶします。これに小豆あんをたっぷりからめます。あちあち〜!!小豆もアツアツなので、手が鍛えられます!
里芋が入ることで食感も軽くなり、食べた後ももたれない。ヘルシーなところが今風かな。
もともとは、昔、米が足りないのを芋で補ったのだとか。

つまみ喰いの合間に、Jもシール貼りのお手伝い。たくさんではありませんが、地元のお店にも置いているんですよ。賞味期限やバーコードやロゴや原材料や、、シールの種類が多いところが今ですね。作成含めてかなりの時間がかかります。
今どきの人、とくに若い人は賞味期限に敏感らしいですね。ちょっとくらい過ぎていても食べられるんですけどねえ。即捨ててしまうのも、どうなんでしょうねえ。情報主導、なのかな。

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(「いもぼた」。シールを貼っていく。ロゴやイラストは農業研修中の若い女性が描きました)

そんなことを考えながら材料を記入していると、「ハイ、ご飯にしよう!」とリーダーの力強い声。「まかない」です。みんなでランチ!
作り立てのお惣菜や持ち寄った各家のおかず、外出時に買ってきためずらしいもの、そして炊きたてご飯。とくに濃厚な大豆のスープが、絶品でした。

バスの時間が来ました。
たくさんのお惣菜や「いもぼた」「とちぼた」までいただいて、とてもうれしかった。
皆さん、どうもありがとう!
山菜の頃に、また行きたいな。

今回は、食の手仕事のお話でした。

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(池田滞在中は、こんな食事。これは昨年秋の滞在時の朝ご飯。だからリフレッシュするのかな。食は大事だ〜☆)
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by kizashinoj | 2010-01-30 22:36 | 日々

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


by kizashinoj