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進行日記15日編(「バローチ族の民俗と絨毯」を楽しむ)

<9月16日 記> シルクロード展に入って、進行日記が活発です〜☆

祝日の15日は、「バローチ族の民俗と絨毯〜911直後のバローチスタンの旅の映像から」を開催。村山和之さんのレクチャーは、いつも楽しくわかりやすく、しかし現実的かつ本質的で、しかもあたたかい雰囲気につつまれます。今回も現地の衣装に身を包み、バローチの刺繍を飾り、音像やレジュメも準備してくださいました。


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第1部は、村山さんによるバローチ紹介「バローチスターンとバローチ民族」。民族、宗教、生活、考え方などについて、日本人誘拐事件など臨場感のあるエピソードを交えながらのお話。好奇心を刺激されます。

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*バローチ民族==パキスタン、イラン、アフガニスタンの国境が交わる地域バローチスターン地方を中心に居住する民族であり、イラン系バローチー語を母語とするバローチ族とドラヴィダ系ブラーフィー語を母語とするブラーフィ族との総体をさし、ともに類似した民族文化を持っている。同地域ではパシュトウーン民族が隣人

*宗教はイスラーム教スンニー派。狂信的ではなく原理主義やテロとは無縁

*都市やオアシス、農漁村の定住民と遊牧民からなる。商業活動を潔しとせず、隣接する他民族に比べても概して金持ちは少ない。主食は小麦。他に肉、野菜、乳製品、ナツメヤシ、茶、(酒)など(以上、レジュメより引用させていただきました)

*バローチと仲良くなるには、敵となるには、というお話も非常に興味深いものでした。

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(何しろ広いので、ゆったりくつろいで聞くことも可能。ちなみに後方に映っている布はウズベキスタンのスザニ)


第2部は、トライブの榊さんによるバローチの毛織物の紹介。榊さん所蔵のたくさんの絨緞や袋物を実際に見ながら、触りながらの解説は、このような会場ならでは!そして見るほどに、バローチとは本当に色彩センスやデザインセンスの良い人たちだなあと実感します。

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(日本人の感性にすんなり入ってくるバローチの毛織物)


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(シックな色合いの毛織物に対して刺繍は派手!)


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(休憩中にもいろんな話題。西南アジアや織物に造詣の深い、そして大好きな参加者の皆さん)


第3部は、村山さんが撮影した映像を見ながら、遠いバローチに思いを馳せました。

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(敷いてあるのはローカル絨緞ですよ、という説明に身を乗り出しました)


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(やっぱりテントってこんな感じですよね。会場の造作テント、なかなか立派!☆)


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(造作の馬の前で赤ちゃんもすやすや。トルファンの干し葡萄ファンの赤ちゃんです。かわいい☆また遊びに来てね)



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● 前回の「インドシナの染織」でのワークショップ「三角アップリケ」に参加されたRさん、自作の三角アップリケバッグを掛けてレクチャーに参加されました☆ブラウスの刺繍や色合いともよくあっていてステキです。望月先生も喜ばれますよね!どうもありがとうございました。

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by kizashinoj | 2008-09-16 18:16 | 08年シルクロード展

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


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