美しい世界の手仕事プロジェクト

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カンタについての本の紹介

(カンタについての記事筆者は、美しい世界の手仕事プロジェクトのトライブ榊氏です。)

現在のバングラデシュ=ベンガル地方に古くから伝わる生活の中の布『カンタ刺繍』に
ついての資料はそう多くない。
なぜなら『カンタ刺し』はまさに庶民の生活の中から生まれてきた布であり様式美が
伝統的なイラン=インドの宮廷文化とは対極にあるものだからかも知れない。

まずは、今回紹介する望月真理さんを紹介している、文化出版から出ている『銀花』を
紹介したい。
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2004年春号第137号
ここでは特集 『糸の華満開』として三つの地域に伝わる伝統的な針仕事が紹介されている。
この中で、『天と「地を繋ぐ刺繍絵』 としてカンタが紹介されている。
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この中で望月さんは『針を持つことは喜び』であると言っている。
同時にカンタの持つ自由奔放で融通無碍。どこまでも人間くさいこの刺繍に心底惚れ込んでしまったとも述べている。

今回は自分がカンタを刺す女達と同じ目線、同じ気持ちでのめり込み、収集せずにはいられなかった、彼女の集めたカンタ刺しを紹介できるという出会いに感謝したい。
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by kizashinoj | 2008-06-22 12:27 | 展示品解説、関連情報

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


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