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「東北手仕事」エピソード編 (3) 気仙沼から「奇跡の大漁旗」がやってくる!

「東北手仕事」エピソード編 (3) 気仙沼から「奇跡の大漁旗」がやってくる! 

「世界の手仕事ウエブ」より引用致します。記事と画像コラージュはYEkekoさんです。YEkekoさんの行動力に心からのありがとう!

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(なまずを踏む招き猫(災害除けの護符でもあるナマズ、仙台堤町の招き猫は右前足で ナマズをしっかり踏みつけ、左前足で「人」を招いています。 ちなみに右前足で招くのは「金運」だそうです。 /*左上は気仙沼の「天旗」(凧)。次回ご紹介!こちらも横浜にやってきます!!^^)

今から115年前にも唐桑町を襲った「三陸大津波」、その規模をはるかに超え、気仙沼市に新設合併された唐桑町も壊滅的な津波被災にあいました。

「鮪」が立つと書いてシビタチ、その名前から分かるように、唐桑町上鮪立はもっともマグロ漁業が盛んな港町です。
東日本大震災で漁港は津波に一掃され、陸地が約75cm陥没し、2ヶ月以上たった今も、満潮時には盛り土された陸路が海水に沈むそうです。

あの3.11の、津波から免れた「奇跡の大漁旗」が、6月のハウスクエア・イベントにやってきます。
今回の「東北の手仕事」復興のシンボルにと、上鮪立の漁師さん仲間が送ってくださることになったのです。

そもそも、私と上鮪立のマグロの遠洋漁業の漁師さん達との出会いは、ペルーのリマでした。
リマのカヤオ港に燃料や食糧補給に停泊するマグロ漁船の方々が、日本食に魅かれて現地に住む日本人の友達の家に集まるようになり、私もその家に居候をきめこんでいたので、当時はよく一緒に飲み食べ遊んだものです。

無骨だけどいったん親しくなれば思いっきりイイ笑顔で、マグロの餌の新鮮なイカでワタ和えの作り方など教えてくれました。

その漁船のコック長(現在は陸にあがって漁港で働いてました)、津波の警報に急ぎ車にのって港から山に向かったそうですが、後ろから追いかける津波に巻き込まれ、失神し寒くて気がついた時は翌日の朝、高台に車が乗り上げていて、奇跡的に命が助かったそうです。

コック長と同じ漁船の機関長はコマっちゃんと言って、インカの言葉のケチュア語と同じくらい聞き取れない東北弁で、海の男のロマンを熱く語ってくれてた人です。
そのコマっちゃんと携帯連絡がとれ、知り合いの無事も確認でき、今回のハウスクエアイベントで「東北の手仕事」を応援したい旨の話しをしました。

ついては会場の入口に「大漁旗」を飾りたい、貸してくれる方がいるのだろうかと・・・。

通常「大漁旗」は船に積んであるものだし、港の漁業組合の保管所も流され、上鮪立の大漁旗の大半が、3.11に消失してました。

でも、奇跡の「大漁旗」があったのです、残っていたのです!
コマっちゃんの高台の家のお隣の、漁船オーナーの鈴木さんの家に!

漁にいどむ浜の男の心意気のシンボル「大漁旗」、鈴木さんの会社も倉庫も船も、全部、津波に流されてしまったそうですが、たまたまご自宅に大漁旗をお持ちで、それを快く貸してくださることとなったのです。

4.11、震災から一ヶ月後、ガレキの山から見つかったり、市民から寄せられた大漁旗約30枚を掲げての、市民手づくりの慰霊祭がおこなわれたそうです。

手仕事フェスタの会期中に迎える6.11は震災から三ヶ月後、「奇跡の大漁旗」に祈りをこめて、私たちの「東北の手仕事」バックアップも、スタートします。

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今回の「東北の手仕事」、いろんなご縁を感じています。気仙沼の大漁旗、本日東京着の連絡が入りました。すっごく大きいそうですよ!
下の写真はそのイメージ。世界旅行している大漁旗だそうです。

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(ボリビアのウユニ塩湖にてYEkekoさん撮影。「やはりペルーにきている漁船の船長さんから友達がもらって、大漁旗に世界旅行をさせている最中なんです。モアイのイースター島にも行きましたよ」)

奇跡の大漁旗、「東北の手仕事」にて奇跡の展示大決定!
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by kizashinoj | 2011-05-24 15:36 | 東北の手仕事2011

ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。


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