美しい世界の手仕事プロジェクト

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新釉薬の名付けを楽しむ

青葉台エスニカさんでの「世界の手仕事アウトレット」、昨日火曜日で無事終了しましたこと、お知らせ致します。暖かい雰囲気とオシャレな演出が素敵でした。
ご来店の皆さん、出展者の皆さん、お疲れさまでした☆

さて、こちらのブログではあまり書いていませんが、当ブログを書いている「J」の好きなものは西アジア・中央アジアの装飾タイル・陶器です。
旅のなかで、中央ユーラシアの蒼い空に煌めく青のタイルを知って以来、惹かれています。例えばこんなタイル。

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(ウズベキスタン・サマルカンド/墓廟壁面)

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(イラン・タブリーズ/モスクファサード壁面)

モザイクタイルというのは、色やデザインを決めて焼いた陶板をミリ単位で切り刻み、それを再度集成して1枚の板にしたものを、建築物の壁面等にはめるなどして用います。イスラム建築の代表的な装飾です。
遠目では1枚の絵画のように見えますが、写真などで見ると、いかに緻密な熟練の作業であるかがわかります。現在では、このような気の遠くなる作業は、世界遺産レベルの建造物の修復以外はあり得ないでしょう。

あ、こういうこと書き出すと、長くなるんですよね〜、、。もしもご興味ある方は別ブログ「イスラムアート紀行」でタイルなどをご紹介していますので、どうぞ。

そんなわけで今回は、手仕事ニュースやテキスタイルや毛織物の話題以外のお話です。(「イスラムアート紀行」とかぶっています。ご了承ください)

この夏から習い始めたタイル絵付け、師匠である「さぶ先生」制作のオリジナル釉薬は、微妙な色合いが何ともいえません。そこで「勝手に命名委員会」と称して、釉薬に名前をつけさせてもらっています。
従来ある日本の色名はシックで知的でなんとも素敵なので、違う切り口でいくしかない。俳句や万葉集を見たり詩的な言葉を拾ったり、作業は難航していますが、ついに、、

3色の色名が決定しました。発表しま〜す!☆

■「山羊白」yagishiro
■「羊白」hitsujishiro
■「椋卵」mukuran

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*左:山羊白 yagishiro/正式名「山羊は白し」〜「藤房に山羊は白しと旅すぎゆく」(金子兜太)より 
*右(SB5):羊白 hitsujishiro/正式名「羊も白し」 
・イラン出身のさぶ先生にちなみ、植物名の多い日本の色名から離れ、動物名でいってみました。
・山羊があれば羊ははずせません。みんなが大好き、暮らしの基本、羊さんです。
・通称は山羊白ですが、正式名が文章的な「山羊は白し」であるのがポイントです。

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*椋卵 mukuran/正式名「椋鳥の卵」 
・椋鳥の卵がこんなきれいな色だなんて!(↓下写真)。そしてこの釉薬のまんまの色だなんて!
・釉薬見本が卵を思わせる形をしているのは偶然です。いろんなパターンで釉薬の色が見やすい形なんだそうでうす。(でも今や、すっかり卵に見えてます、、)
・mukuran、ウルドゥーとかアラビア語っぽい響き!?「ムクラン シュクラン!^^

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by kizashinoj | 2010-12-08 13:45 | 日々

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