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和のセンス「季節先取り」、いまむかし

9月になっても、この暑さ。例年なら、「季節感先取り」で毛皮やスエードを身につけた販売員さんをファッションのお店で見たりするのですが、今年はどうでしょうか。実際、お店では秋物衣料があまり動いていないようで、もう長袖の値引きが始まったところもあるそうです。

季節感大好き&重視の日本、お盆過ぎくらいから見かけるのが、薄手の生地を使い色は秋らしい落ち着いたものにした「秋色夏素材」。
また以前は、初春前くらいに、暖かい素材で春らしい色や模様の「梅春もの」っていわれる服がありましたね。

私、これって、近年のマーケティングの発想なのだと思ってました。
でも、東京国立博物館でこの帷子と解説を見て、なるほどおと思いました。

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「麻地単仕立ての真夏用の帷子/江戸時代、18世紀/白麻地、紅葉、落葉模様/模様は秋の落葉模様。江戸時代中期以降、季節を先取りして涼を誘う趣向として、模様に好まれるようになった」

季節先取り、江戸時代から人気があったようです。日本だね〜、って感心しちゃいました。

現在、「季節商品」で好調なのは、コンビニが昨年より展開時期を1週間早めた「おでん」、なんだそうです。
暑そうと思いますが、夏バテで弱った体、冷たいもの疲れの時期、おでんなら食べやすいのかもしれません。

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今年は果実などの秋の味覚もやや高めですが、シルクロードでは甘くてみずみずしい葡萄が今盛り。ウズベキスタン陶器には葡萄がよく似合います。
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by kizashinoj | 2010-09-04 10:44 | 日々

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