ていねいなもの、思いがこもったもの、自由な精神があふれるもの、美しい世界の手仕事に、もっともっと出会いたい。
by kizashinoj

部族の赤い世界@手仕事フェスタsui2

秋の「手仕事フェスタsui2」(10月の1か月間、3カ所の会場で展開中。トライブ榊さん、エスニカ田原さんが中心になって企画運営)、先日イベントの最後を飾るレクチャーイベント「アジアンカラー「赤」を語る -部族が赤に籠める思い-」が、横浜青葉台エスニカにておこなわれました。ディープなお話を楽しみに参加してきました。


(部族トーク)


第1部は榊さんの「部族の赤い世界」スライドとお話、第2部はバローチーの恋人・村山さん&トルクメン絨緞愛好家・トルクメノローグの村田さん、プラス榊さんという”部族三銃士”三つ巴トーク。赤い絨緞や布に囲まれての濃い時空間でした。


(部族の赤についてのスライド&トーク)


--- 旧石器時代から人々の生活の中で生きてきた「赤」の色は、世界中の先住民や少数部族にとって、祭や儀礼などハレの日には欠くことのできない色として受けつがれてきました。
太陽・火・血・果実・花・土などなどの赤は、時として様々な思いを人々の心に刻み込んできたのではないでしょうか。
ステップ大草原に訪れる一瞬の春に咲く赤いケシの花・サバンナの乾いた地平線にゆっくりおりる夕日・湿帯の北限ブナ林を彩る紅葉・ツンドラの過酷な冬に暖をとる火・そして深い森の中に忽然と現れる赤い茸。
自然界の「赤」は逞しい生きる力として、あるいは魔を追い払う呪術的な色として、深く人々の生活史に生きづいてきました。 --- (『部族の赤い世界』資料より)


(さまざまな赤。染料や色合い)


(遊牧民の家財道具を入れて運ぶ赤いサドルバッグを見ます)


(バローチー、トルクメン、タイマニをはじめとする様々な部族、、フィールドや好みはそれぞれだけど部族の暮らしや手仕事を語れば尽きない、語りの”部族三銃士”!)


(赤に囲まれて、染織談義が楽しい。参加者の中には全身トライバルの赤でキメてきた人も。おしゃれ!)





(苔玉。ウズベクの絨緞の上に)


イベントは全日程終了しましたが、展示販売は10月中展開されています。3会場、それぞれ魅力がありますよ。ご興味があれば、お出かけください。日程や会場はこちらで!「手仕事フェスタsuiオフィシャルブログ」


# by kizashinoj | 2009-10-19 22:33 | 09年手仕事フェスタ(春・秋) | Comments(2)

秋に咲く3つの赤い花!「手仕事フェスタ2」開催中です!

お待たせしました!「手仕事フェスタ2」=ここをクリック!!、10月1日よりスタートしました。
そして、行ってきました、3カ所のステージに!レクチャーやワークショップにも参加しました。
写真中心になりますが、ご紹介しま〜す!


(横浜市都筑区の「ハウスクエア横浜・住まいの情報館2階・自分スタイルの家作りステーション」で開催されている「アジアンスタイル」。エントランスから濃い気配が。クイーンTさん作のジオラマがお出迎え!内部ディスプレーも、とっても素敵です。インテリアとしてこういうスタイルありなんだなあ、と発見があります。部族のもので、こんなに可愛く、軽やかになるなんて、、!ディスプレー女王Sさん、さすがです!)


(トライブ・榊さんのレクチャーがありました。”暮らしの中で生まれたキリム” -風のように生きる遊牧民-。榊さんは絨緞はもちろん、遊牧民の暮らし、ユーラシアの文化など、幅広く濃い世界の語り部。わかりやすく臨場感のある語りに引き込まれます。いつも気がついたら、2時間、3時間たっています)


(榊さんスライドより。縦に織り機を設置せず、横位置でいざりスタイルで織る遊牧民。大変では?と思うのですが、、移動する遊牧民はこの織り方が多いようです)


(榊さんスライドより。フェルトを作る男たち)


(榊さんスライドより。遊牧民テント内部。織物が家具でありインテリアであり実用の品であるということがよくわかります)


(榊さんスライドより。遊牧民のテントの内部。掛ける布で区切りを。日本の屏風や襖などと近い感じも。この布が美しいものが多いんですよね)


(榊さんスライドより。土族、やはりこれはチェック。かまどです。いい感じ)



(こちらは横浜黄金町の「グリーンクラフト」会場でのレクチャー。”文様に籠められた思い” -祈りの造形についての考察- 榊さんの語りです。ネアンデルタールから始まる、壮大な文様の物語。プレーヤーラグの実物もたくさん見せてもらいました)


(横浜青葉台「エスニカ」会場。テーマは"Asian colors Vol.1 Red"。めくるめく赤の世界。これは一見の価値あり!好きな人にはたまらない空間。インテリアとしてもありだなあと思います)


(エスニカにて。シタールコンサート。とてもいい雰囲気。秋の夕暮れを感じながら)





(エスニカにて。苔玉教室(講師は久世のぶ子さん)に参加しました。写真は、、泥を触っていたので撮れてませ〜ん。これは一段落してから。弱った苔の介助風景。元気に素敵になりました。久世先生の説明はわかりやすく、やさしく教えてくださいました。とっても楽しかった〜!!)


(こんなのできました。どの器に入れようかな〜)


(これは復活した苔玉。そしてエスニカ店主田原さん母上特製のケーキとチャイ。ケーキ、しっとりしていておいしかった〜!!ごちそうさまでした☆)


(赤の世界)














さあ、会場をチェックしてレッツゴー!!赤の世界に浸りませんか!?



# by kizashinoj | 2009-10-12 22:11 | 09年手仕事フェスタ(春・秋) | Comments(0)

フィリピンの衣装との出会い

今年は秋が早いですね。天高く、空は青く、風もひんやりとしています。
そんな週末のある日、当ブログでおなじみの、炎の絨緞熱中人Sさん、手仕事クイーンTさんといっしょに、横浜は戸塚の静かな住宅地にあるWさん宅におじゃましました。

(フィリピン)

瀟酒なWさん宅、外観はレモンイエロー色で南欧風。庭にはレモンも生っていて。
「さすが、おしゃれですねえ」と、みんなでにこやかに中へ。、、と、、
いきなり、わあ〜、、ウズベクじいちゃん人形軍団だあ!
吹き抜けを見上げれば、スンバの布が存在を主張!

リビングのテーブルには、ウズベキスタン各地の陶器にドライフルーツが。(感涙)
そしてお部屋中に、世界各地の工芸品が所狭しと、、。
ウズのものもたくさんあります。それも、とっても品質の良いものです。(感涙)
かと思えば、ヨーロッパのアンティーク・ティーカップ・コレクション。(高そう、、)
合間をぬって、お人形や絵画、カリグラフィー、工芸家具なども。たくさんのステキなモノ、モノ、モノ。

ていうか、、驚きはまだまだ入り口だったことに、この後、私たちは気づきます。
「2階へどうぞ」とWさん奥様K子さん。K子さんは、明るく行動的で優しくて、みんなが大好きなミセスです。相当な布好き、手仕事好きで、ご自身もいろいろと研究したり、作品を作ったりしていらっしゃることは知っていました。

まず、中央アジアの衣装や帽子、スザニ(刺繍布)など、かなりの数をお持ちでした。
衝撃だったのは、タジクの衣装の本。いただいたものだそうですが、ものすごい貴重な資料です。
これは何とか資料として生かさなくては!と強く思いました。ロシア語を訳してもらい、民族ごとの解説とイラストを合わせていけば、、こんな素晴らしい資料、そうそうないのでは!?

そして、カルチャーショックを受けたのは、フィリピンの衣装や布。
多くの島からなるフィリピンの衣装や布、、皆さん、どのようなものがあるかご存知でしょうか。
私たちは、見たこともほとんどなく、イメージもありませんでした。
フィリピンに25年間在住されていたWさんご夫妻。K子さんのコレクションは、25年現地に住んだ方でないと不可能かも、と思うようなディープなものでした。
そして、K子さんは「ある研究」をされているのです。そのノートを見て、私たちは唖然。
すごい、、、世の中には、きっとまだまだ知られていない分野について、すごく詳しいコレクターや熱心な市井の研究者がいらっしゃるんだろうな。
知れば、多くの人が、その地や、その工芸に思いを馳せ、イメージが広がるだろうな。
工芸や手仕事は、そんな力を持っている。
だって、ややこしいことは抜きにして、圧倒的にきれいで、繊細で、優雅で、生命力にあふれているのだから。

未知のきれいなもの、世界の丁寧な手仕事との出会いの場。やはり大事なんだなあ、とあらためて思った初秋の一日でした。
おいし〜いごはんまでいただいて、Wさん、どうもありがとうございました。(私たち、8時間も話し続けたんですね!ホントにおじゃましました!!(((*^_^*))))!

以下、今回アトランダムな写真のみ&キャプションなしです。いつかみんなで何かできる日まで!


(見る、触る、驚く)


(タジクの民族衣装、パターン。詳細なサイズまで。こんなの、あるんですね!)


(カラカルパクスタンの民族衣装、胸部分刺繍)


(フィリピン、以下同様)


(袖部分)


(インドシナの少数民族の布を彷彿とさせる細かい細かい仕事)








(ビーズ使いの技とセンスがすごいです)


(あっけにとられたビーズ。実物は小さな小さな花模様にしか見えません)




*******   手仕事フェスタ-sui-Vol.2開催のお知らせ   ********

手仕事ファンの皆さん、お待たせしました。秋の手仕事フェスタ開催です!

「タイトルは、手仕事フェスタ-sui-Vol.2 ”アジアンスタイル”
横浜市の主催する横浜アジアンウェーブ2009への公式参加イベントとして、
行われる今回の催しは、横浜市内3箇所の会場で、それぞれ違ったテーマで展示や各種イベントを行います。」(エスニカさん作成のカッコいいオフィシャルブログより)

手仕事好きにはたまらないセミナーも多数開催!

オフィシャルブログ(ここをクリック)を、今すぐチェックしましょう〜☆☆☆



# by kizashinoj | 2009-09-15 00:19 | 展示品解説、関連情報 | Comments(0)

暑中お見舞い申し上げます。

昨年夏の「美しい世界の手仕事プロジェクト」からもう1年がたちました。昨年の今ごろはアフリカの布展。パワーと造形美にあふれた展示空間でした。そして、暑かった。去年は暑かったですよね。今年は、なんだかスカッとしません。

ぐずついたお天気に気分が負けないように、、SYさんのすてきな写真をアップさせて頂こうと思います。(SYさん、いつもありがとうございます)。「美しい世界の手仕事プロジェクト」より、写真はアトランダムです。写真を見て、どこの何、とわかる方は素晴らしい!全問正解の方はいらっしゃるでしょうか。(J、すでにわからないものがあります)。

では、良き夏をお過ごしください!































# by kizashinoj | 2009-08-10 23:14 | 展示品解説、関連情報 | Comments(0)

手仕事フェスタ2009春、アトランダムな写真のご紹介

5月29-31日に横浜にて開催されました「手仕事フェスタ〜sui~」(オフィシャル・ブログはエスニカさんにより引き続き更新中です!)、その模様を写真でご紹介しようと思います。
メモ的にパシャパシャ撮っていたもので、アップするのを躊躇もするのですが、手仕事好きの方々がいい感じで、、空気をお伝えしたく、アトランダムに載せさせていただきます。
(出演者以外は、お顔がはっきり映らないものを選んでいるのですが、プライバシー等から問題がありましたら、恐縮ですが下のコメント欄よりご連絡いただけないでしょうか。よろしくお願いいたします)




(望月ステージの回りにはいつも人が集まって、、)










(絨緞クリーニング&メンテナンスについて、自宅でもお手入れ可能なさまざまな道具や手入れ方法などをご紹介)








(ヨガ講座。生演奏をバックにした贅沢な時間。好評でした)


(インド舞踊、とてもキレイ。カメラご持参のかたも多かったです)


(欧米では盛んなアンティーク&クラフトのフェア。やはり、こういう味のあるものがお好きなようです)


(オークション品揃えをチェック。オークションは盛り上がりました!写真はないです、、)


(出展者交流会。あっという間に時間がたちました)


(トルクメンのレクチャーは講師持参のサクランボジュースを飲みながら、くつろいだ雰囲気で)


(ウズベキスタンのスカーフをバックにアフガニスタンの衣装を着たSさん)


ご来場の皆様、出展者の皆様、次に機会がありましたら、またどこかでお会いしましょう!




# by kizashinoj | 2009-06-12 22:08 | 09年手仕事フェスタ(春・秋) | Comments(0)
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