IE9ピン留め

アトラス・ハンディクラフト・コンテスト、順調に進行中☆

前回ご案内した「ウズベキスタンの絹織物アトラスを使った手工芸品コンテスト!☆」、東京農工大での説明会に行ってきました。その模様と補足情報をご案内します。

こちらが「オフィシャルサイト」
♥ 農工大プロジェクトの皆様、すてきなプロジェクトをありがとうございます ♥


(日本の優れた養蚕技術をウズベキスタンに転移。品質の良いシルクができるようになったが、生地としての販売よりも、むしろ今の段階は「モノ作り」をしていくことが重要とのこと。これまでにシュシュやポーチが作られ、日本でも販売されている)


(シックな色合いも良し、ウズベキスタンらしい大胆な色合いも良し。何を作るかによりますね。模様を活かすには、ある程度の面が欲しいけど、あまり大きいと今回のテーマ「お土産もの」にはきびしいので、そのあたりが悩みどころであり、おもしろいところではないでしょうか。2月末締切。どんな作品が見られるか、楽しみです!♪♪♪)


(男性参加者も!男性の発想での小物づくり、楽しみですね〜!アトラス印籠とか?!)


(華やかなアトラスが並ぶ光景に、寒さも忘れるくらい。色のきれいなものっていいなと思う、こんなとき。そして、本物、手仕事はやはりオーラが違う。シルク100%のアトラス、コットン50%シルク50%のアドラスがあります。櫛模様、唐辛子、生命の樹、ヒル模様など、模様にも意味があります)


(現地で売っているアトラスの子ども服。ウズベキスタンの子どもってホントにかわいいです!)


(このあとも参加者が増えて盛況!ウズベキスタンの手工芸に触れてもらえること、やきもの好きの私もうれしいです♪♪♪)


(生地選び。複数購入される人も多く、完売御礼。布が足りなくなるくらいでした)


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アトラス説明会にて説明を受けた内容。応募概要補足的な情報です。

・ 入賞作品をお手本にして(そのクオリティを含む)、現地でそれと同じものを製作します。
・ 現地女性は、海外の人たちがふだんどのようなものを身につけたり、使ったりしているかがわからないため、求められるクオリティが実感としてつかみにくいのです。ですから、実物を見てもらうことが一番だと考えています。

・ 今回は、「お土産もの」としての製品を希望しています。サイズを50㎝以下としたのも、スーツケースに入れて気軽に買って帰れるサイズだから。値段もあまり高価になってしまうと、お土産としてはきびしいと思われます。
・ 付属品=現地には日本と同じような豊富な品揃えがありません。入手可能なものが限定されます。お手本と同じものを作りますので、付属品の情報をお教えください。

・ 入賞作品の展開にあたっては著作権の放棄をお願いしております。日本の技術によるシルク自体の品質向上、シルク関連商品による村の女性の自立支援、モノを通しての国際交流の一環としておこなっております。ご理解をお願いいたします。
・ まずは現地で製作し、現地で販売します。その後日本への輸入と販売も視野に入れています。

・ これと関連して、例えば型紙丸ごとあるデザイナーや作家などの作品のコピー、手芸本そのままのコピーなどである場合、著作権が後日派生するなど、問題がおきてしまいます。自分ならこんなものが欲しい、大胆な柄を活かしてお土産ものならこんなのがカワイイのでは?など、率直な思いを、製品づくりに活かしていただきますように、お願い致します。
・ 入賞された場合、著作権の派生有無についてご連絡させて頂くことがあるかもしれませんが、上のような事情につき、ご理解をお願い致します。

# by kizashinoj | 2012-01-31 16:30 | 手仕事ニュース | Comments(0)

ウズベキスタンの絹織物アトラスを使った手工芸品コンテスト!☆

今日は「ウズベキスタン・アトラス ハンディクラフト コンテスト」のお知らせです!

私もときおり訪れるウズベキスタンは、中央アジアのくに。サマルカンドやブハラといった、かつてのシルクロードのオアシス都市があるくに。人々の笑顔が魅力的なくに。青のタイル装飾をが煌めくくに。中世からの歴史を持つ陶芸の他、刺繍、細密画など、手工芸が素晴しいところです。

(刺繍布スザニ)

(きれいでしょ〜!?細密画を施した小物。手描きです!!)

(これ、スカーフです。ショイといいます。日本人にはカラフルすぎると言われますが、つけてみると意外としっくりきますよ。中央アジア柄は昨年来流行中です)

(アトラス風生地を使ってサクサクっとクッションに。薄い色合いのソファに、華やかな柄が映えます。日本でもこのくらい使ってもいいのかも、と思えます。横浜のWさん宅)

これまで、シルクロード関連の展覧会、(数は多くないですが)ウズベキスタンの文化や歴史を紹介する展覧会で、布や衣装、陶器、美術などが紹介されてきました。

(平山郁夫さん濃レク書ンの衣装や陶器もすばらしい。昨年秋、横浜のシルク博物館にて。見応えありました)

(2004年、こんな展覧会もありました。シルクロードの衣装文化は現代のデザイナーを触発しています)

で、現在、こんなコンテストをJICAプロジェクトの一環として開催中。腕におぼえのある皆さん、応募してみませんか!?

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◆募集内容◆ ウズベキスタンの絹織物アトラス(綿50%のアドラスを含む)を使って製作した、ハンディクラフト(手工芸品)を応募してください。

 東京農工大学による「ウズベキスタン共和国シルクロード農村副業復興計画プロジェクト(JICA受託事業)」の一環

 ウズベキスタン共和国の伝統工芸である絹織物アトラスによる工芸品を製品化して、農家の副業として定着させ、女性の地位向上と自立化を支援

 入賞作品の中から相応しいものは、現地のNGOであるウズベキスタン・ビジネス・ウーマン協会(BWA)により商品化

 ウズベキスタン国内および日本で販売することを目的としています。

 説明会あり。
・布の配布=多くの中からご自分の好きなものをお選びください。
・布代=実費1000円。この中にコンテスト参加申し込み費も含みます。
・説明会参加の方々には、プレゼントもあります、とのこと。なんだろ〜♪

◎ 1月30日(月) 東京農工大学農学部本館2階 本-21号講義室  13:00から
◎ 2月3日(金) 筑波大学 15:15からと16:45からの2回
◎ 2月4日(土) イーアスつくば(研究学園駅「イーアスつくば」2階イーアスホール)
13:00から
・説明会にお越しになれない方はメール・電話でのお申込みも可能です。

 作品提出締切:2012年2月29日必着

 選考:関係者による審査
①ウズベキスタンの伝統織物アトラスを活かしたデザイン
②デザイン、価格等の観点からみて海外旅行の土産物として の商品化に適している
③製作技術面からみて商品化が可能である、等

 賞
・最優秀賞(3万円、副賞)
・優秀賞 (5千円、副賞)
・ウズベキスタン大使賞
・副賞:ウズベキスタン共和国の特産品ほか多数
*入賞者ご招待ティーパーティー:2012年3月 ウズベキスタン共和国大使館において開催

 入賞作品展示
2012年3月16日(金)~2012年3月26日(月) イーアスつくば

 表彰式
2012年3月18日(日) イーアスつくば

 お問い合わせ 
東京農工大学農学部国際技術協力支援室(コンテスト係)
〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8
TEL:042-367-5564(平日:9:00~17:00)
Email : uzhand@cc.tuat.ac.jp
URL: http://www.tuat.ac.jp/~jica-uz/handycraft

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 詳細は下記をクリックにて!!

 ハイディクラフトコンテスト オフィシャルサイト

 ポスター

 応募概要

 アトラスに関するブログ(布の例、アトラスって何)。布地の郵送も可とのことです

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説明会から締め切りまでの日程がやや短し、、ですが、そこんところは、、手仕事の皆様、サクサクっと!^^

ウズ関係者の間では、現在それぞれ秘策進行中。私は、、アイデアだけ!たとえば、エルメスのこんな感じなんて合うかな〜とか。

(エルメス、パンフレットより)

昔のファッションはこんな感じ。(衣装ほどのサイズは今回なしです。小物程度)

(意外と各地域にありますよね)

(お〜、カッコいい!アトラスの衣装です)

(三つ編み、今も多いです)

今回は(ささやかながら!)オリエント・ライブラリーからも特産品の陶器プレゼントあり。

(ロバじいちゃん。賞品イメージ)

(絵付け皿。賞品イメージ)

♥ お ま ち し て ま す ♥

# by kizashinoj | 2012-01-24 20:51 | 手仕事ニュース | Comments(0)

今、「ファッション」って、どういうもの?

(ウズベキスタンのバザールにて。KENZOさんを彷彿とさせる花柄。この写真は90年代ですが、今もだいたいこんな感じ。華やかで明るい柄が多いです)

最近は、衣服にエネルギーもお金も、あまり〜ほとんどかけていません。ユニクロ、gap、アウトドアブランド+お仕事着は昔からのところのセールで。ただ、これでいいのか、と、ふっと思うこともあります。
装うこと、纏うこと、飾ること。世界のどんなところに行っても、女性たちは精一杯のお洒落をしています。

(ヘッドスカーフを多彩に。ウズベキスタン)

(ウズベキスタンの結婚式にて。女の子たちは「可愛い服が着られるから結婚式が好き」。カジュアルな格好もよく似合いますよ)

ときどき訪れるウズベキスタンは、(子ども〜結婚前の)女の子がすっごくお洒落。ジーンズから伝統的な衣装まで、そしてヘアからアクセサリーまで、装うことが本当に楽しそう。

(民族衣装というのは、本当にお洒落なものです。これは中央アジア・タジキスタンの衣装。イラストがまたいいですよね〜)

(現代のファッションデザイナーの多くは民族衣装にインスパイアされているのでは?このバランスと色彩感覚。タジク)

(メンズ。タジクです。ブーツと帽子もポイント。ベルト替わりの布も凝ったものが多いです)


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ファストファッション全盛の日本、若い世代はナチュラル志向で等身大好み。そんな中、かつてのデザイナーズブランドは、どうなっているんだろう。ファッションビルにも行かなくなった身には、まったく疎い世界。

今朝、コムデギャルソンの川久保玲さんへのインタビュー記事「ファッションで前に進む」(朝日新聞20120107)を読みました。記者さんは、私の聞きたかったことを全部聞いていました。結局、多くの人が同じことを考えているんだろうなと思いました。皆さんも、ファッションに対して、なんとなくこんな感じというか思いを持っていませんか?

◎ 不況は高級ブランドには逆風ではないですか
◎ 風潮としては、安定感や気安さを求める傾向ですよね
◎ ファッションで個性を表現する必要はない、と考えている人が増えているようですが、、
◎ 安価でファッションを民主化するというファストファッションをどう思いますか
◎ 社会状況が混沌としている中でのクリエーションとは
◎ 新作を発表し続けるファッション界はエコと対極では?
◎ ファッションがあらゆる分野の流行に影響を与えた時代があったが、もはやそんな存在ではないのでは?

川久保さんは果敢に答えていました。(以下、一部だけですが、、)

* 一般の人には高くて買えない服でも、新しい動きなり気持ちがみんなに伝わっていくことが大切。作り手は世界を相手に一生懸命にがんばって発表し、それを誰かが着たり見たりすることで何かを感じて、その輪が広がっていけばいい
* 作り手も一番を目指さないとダメ。日本は先端技術や文化などのソフトパワーで勝負するしかない
* 他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない。最近の人は、強いもの、格好いいもの、新しいものはなくても、今をなんとなく過ごせればいい。情熱や興奮、怒り、現状を打ち破ろうという意欲が弱まっていることに危惧を感じている
* いいものは人の手や時間、努力が必要なので、どうしても高くなってしまう。効率だけを求めていると、将来的にはいいものが作れなくなってしまう
* 新しい服を作るのは、何かを発信し続けることで、地球のどこかで少しでも何かを変えるきっかけになるのではと考えるから。作ったものを通して感覚的に揺さぶる。そのことで問題に気づいて欲しい
* 在庫は残るが同じ価格で売り切る努力をしている。ビジネスとしてはつらい面もある。クリエーターというものはまじめにやれば、たいていは貧乏になってしまうものだ
* ファッション業界でも変化を求める気持ちが弱くなった。そんな流れの中で自分を懸命に追い込んできたが、それを理解して認めたり、着てみようと思う人が減ってきていることを感じている
* 日本国内にも染織や素晴しい職人技術がある。彼らと協力するためのデザインやシステムを考えることで世界に発信できる、新しい優れたもの作りができるはず
* もう負けかなと思うこともある。状況を変えられていないのは事実だから。でもファッションにはなお、人を前向きにさせて、何か新しいことに挑戦させるきっかけになる力があると信じている
* ファッションははかなく刹那的なもの。だからこそ、今とても大切なことを伝えることができるのだ

考え込まれた、前向きで、誠実な答え。でも、やはり、難しいのなだあと思いました。答えが一生懸命なだけに、時代、社会が変わったのだな、と感じざるを得ません。
が、自分のなすべきことを強烈に自覚し、果敢に挑戦し続ける姿勢に、敬意を持ちます。
ファッションの力を信じている。自分のテーマの意義を強く意識している。そのことに触発されました。

(懐かしの「美しい世界の手仕事プロジェクト2008」:「インドシナの染織」より。山岳少数民族の細かい手仕事に驚愕)

(こちらも久々アップ/「美しい世界の手仕事プロジェクト2010」:「手仕事がつなぐ美のスピリット〜フィリピンの不思議な布つなぎ技法を中心として」より。海洋アジアの知られざる手仕事に驚愕)

(アフガニスタン衣装と刺繍布。衣装は大きそうに見えて細身。日本では着る人を選びます)
 
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今日は、常滑の陶芸家山田常山展、桃山時代の武将でありクリエーターであった上田宗箇展を見ました。

* 「三代山田常山 —人間国宝、その陶芸と心」(出光美術館)

* 「上田宗箇 武将茶人の世界展 —「ウツクシキ」桃山の茶 秀吉、織部そして宗箇
生誕450年記念」(松屋銀座)

(展覧会サイトより引用/(1)御庭焼茶碗 銘「さても」上田宗箇作 (2)水指 丹波焼 (3)大海茶入 銘「上田大海」
(4)竹一重切花生 上田宗箇作 (5)織部肩衝茶入 銘「喜撰」 美濃焼  岡山・華鴒大塚美術館蔵 (6)織部沓形茶碗 美濃焼)

作り出す人、すごいなあ、、。触発されて、さあ、どうしよう。今年は、、

# by kizashinoj | 2012-01-07 22:49 | 日々 | Comments(5)

手仕事プロジェクト、今年もありがとうございました。

今年は、ひとことで振り返ることができないような重い一年でした。
けれども、これまでの日本にはなかったような機敏で自主的な動きがあったように思います。
このような動きに触れ、自分自身も励まされ、支えられました。

311のあと、茫然としながら、一方で何もできないことに強い焦燥感がありました。話し合いや東北行きを経て、多くの方々と一緒に、6月、「東北の手仕事」展をおこなうことができました。







復興への願いを込めた真っ赤な大漁旗は、持ち主の勝倉漁業株式会社さんの元に戻りました。
真っ赤な大漁旗、2012年春、東京で再会できるかもしれません。
決まったらお知らせしますね。もう一度、会いたいですね!^^



東北では、さまざまな問題もありつつ、本腰を入れた頼もしいボランティアの方たちが活動を続けているようです。若い人たちも、リスクを恐れず、さまざまなプロジェクトを立ち上げています。フットワークの良さやデジタルを駆使した動きに、感心しています。

「手仕事」の動きも、多くみられます。



仮設住宅の集会所などをベースに、伝統の手仕事に取組んだり、純粋に手芸を楽しんでもらおうというプロジェクトがいくつもあるようです。それが商品価値を生み、収入につながれば、さらにいいですよね。
販路などの課題があると思いますが、ネット販売やブランド化などにも取組まれています。

* (例)鹿が多く群生する牡鹿半島ならではの素材・鹿の角と、漁師町のアイデンティティである漁網の補修糸を繋いだアイコンがネックレスのチャーム:被災地の女性たちの社会貢献アクセサリー
* (例)被災地で暮らす女性たちの手仕事プロジェクト:エコたわしで「縁づくり」

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個人的には、以前から、いつかやろう!と思っていた「青」を軸としたやきものの展覧会をおこなうことができました。「青の魅惑 イラン・トルコ・ウズベキスタンのやきもの」(2012年3月20日まで/INAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」にて)。





いやはや、悲喜こもごも、すごい準備期間でした。何かやるのに、これはつきものですね。でも、人も、やきものも、いい出会いがたくさんありました。













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こちらも、私が好きで訪れている中央アジア、ウズベキスタンについての話題。
年始にもう少し詳しくご案内しますが、「シルクロード」の絹織物を使ったハンディクラフトコンテストがおこなわれます。

* 「ウズベキスタン・アトラス ハンディクラフト コンテスト」=「東京農工大学が行っている「ウズベキスタン共和国シルクロード農村副業復興計画プロジェクト(JICA受託事業)」の一環として、シルクロードの中継地である、ウズベキスタン共和国の伝統工芸である絹織物アトラスによる工芸品を製品化して、農家の副業として定着させ、女性の地位向上と自立化を支援するために、東京農工大学、ウズベキスタン共和国大使館、筑波大学及びイーアスつくばが主催して開催」されるものです。



(写真2点はハンディクラフトコンテストサイトより引用)

♪♪ものづくり、手作り、商品作りにご興味のある方は、ぜひご参加ください♪♪

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美しい世界の手仕事プロジェクト、今年もメンバーがいろんなかたちで、いろんな表現をおこなってきました。
動きは小さくても、少しずつ続けていきます。
来年も、よろしくお願いいたします。





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# by kizashinoj | 2011-12-28 21:35 | 日々 | Comments(0)

火事装束・猩々緋羅紗地波鯉模様&中央アジア衣装

寒くなってきました。前回、火消しの衆が纏う粋な「火事羽織」をご紹介しましたが、今回は寒さも吹っ飛びそうな真っ赤な火事装束です。

(火事装束/猩々(しょうじょう)緋羅紗地波鯉模様(抱き茗荷紋付)/東博にて撮影)

「江戸時代、19世紀/江戸屋敷に住む武家女性もまた、江戸市中でたびたび起こる火事に備え、火事装束を誂えた」(東博説明より)そうです。火事装束という発想がすごい!



頭巾、、最強ですね。「猩々緋と呼ばれる真っ赤な羅紗地に、頭巾には波に千鳥、胸当には波に鯉の模様を刺繍し、水に関連する模様をデザインすることにより縁起を担いだ」。



波に千鳥ですか。まいった!



これが<抱き茗荷紋>でしょうか。紋入りで、、



袴のようなもの?この刺繍もすごいですよ。火事装束と知らなかったら、晴れ着かと思っちゃいますよね。どうして、このように凝ったものに??

東京消防庁の<消防マメ知識・消防雑学事典>によると、火事装束は、明暦の大火(1657年)以降に生まれたもの。革羽織を着ていた侍たちが火の粉に焼ける心配がなかったことが契機となって、火事のときには革羽織を着るようになり、やがては火事羽織と呼ばれる火事装束が誕生することになった、とのことです。

「火事装束は急速に普及し、将軍をはじめ大名の奥方の欠かせない装束としても使われるようになりました」

「女性用のそれは男性用と比べて色彩も華やかで、精巧な刺しゅうが施され、頭巾が烏帽子(えぼし)型をしているのが特色で、奥方の火事装束は、嫁入り道具の必需品とされていました」

嫁入り道具だったんですね。それにしても、火事のとき、とっさにこれを纏うんでしょうか。
というか、非常時の衣装として、このような装飾性は必要なんでしょうか。むしろ、ない方が逃げやすくないですか??機能性を、、、
いやいや、機能性というのは野暮なものなのかもしれません。粋の方が大事。すごい。それって、すごいです。
自分の「非常時セット(リュック)」の中には、機能優先のヤッケや実用的な(捨てても惜しくない)トレーナーが入ってます。とりあえず、自分はこれでいいかな。(^_^;)

日本も日本ですが、中央アジアのカラカルパキスタン(ウズベキスタンの西部)というところにも、カッコいい頭巾付きの衣装があります。ジャーン!



これはYさん宅で拝見したポスター。強烈。アクセサリーが、またすごい。重そうです。あ、これは火事装束ではないですよ。晴れの衣装でしょうね。

Yさんが入手された同じタイプのものも拝見。その部分のアップです。



中央アジア的なくるんくるんした模様。繰り返しがリズミカルです。

冬になって乾燥してきています。暖房機具も使います。火事にはくれぐれも気をつけたいですね!


# by kizashinoj | 2011-12-09 22:19 | ミュージアム・展示会 | Comments(2)

ラクダにプレゼント/火消し衣装/トルコ家庭のオヤ

師走です。こちらブログもときどきアップしてます(アップ予定です)。^^

寒くなりました。手仕事クイーンTさん、ラクダ用にサドルバッグづくり。
ヒトコブくんもフタコブくんも、プレゼントしてもらいましたよ〜。





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手仕事ブログ、できれば布ものを、と思っていますが、なにぶんド素人。説明もなにもなし、で恐縮です。やきものならば、少しは書けるんですけど、、テキスタイルや毛織物はとてもとても。。

そんなわけで、先日、トーハク(東京国立博物館)で見た粋な「火事羽織」を。
実用でいなせで、すごいなあ。「無事鎮火したあかつきには、裏地の派手な描絵模様を見せて市中を歩いた」、、場面が浮かんできますね。

(東博にて撮影。説明を以下に引用::火事羽織/紺木綿地刺子人物模様/江戸時代、19世紀/江戸の町方では鳶職の人々が組体制で火消しの役割を果たした。表は籠目模様を型染にし、木綿地を刺子にして防火を強化した。無事鎮火したあかつきには、裏地の派手な描絵模様を見せて市中を歩いた。襟には火消しの組名「平野」の文字を染める)

(刺子には防火の意味があるんですね)

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9月下旬に、ワケあってトルコに行ってきました。陶器づくしの日々だったのですが、おじゃましたお宅やバザール、ショップで、オヤも拝見。いくつか購入してきました。
可愛らしすぎるというか、以前はそれほど惹かれていなかったのですが、見るごとに興味が増してきました。

陶芸の絵付け作家のお宅にうかがったとき、奥様がいろんな種類の手作りのお菓子を出してくださるので、もしかして、、と思い、「オヤとかお作りになりますか?」とお聞きしたところ、「もちろんよ。たくさん持っているわよ」。ラッキー!「ここ(夏の家)には、あまりないけどね」と、言いながら、きれいなスカーフやテーブルクロスを見せてくださいました。







可憐でかわいいですね〜!
「どのくらい時間がかかりますか」との質問には、「ひとつ5分くらいかしら」、、5分、、、。家事の合間に少しずつ進めるので、一枚のスカーフを数日かけてしあげるそうです。





こちらでいただいたお菓子、焼き菓子やパウンドケーキなど、どれもとびきり美味しかったです。トルコの粉ものは本当においしい。でもお菓子は一般的には甘過ぎで、ちょっと食べにくい、、(個人的な意見ですが)。家庭のものは、やさしい甘さで本当においしかったです。

↓ こちらは別の陶芸家一家を訪問した際に見せていただいた、代々女性が受け継いできた手芸の小物。繊細です。



おばあさまやご両親の話を聞いたり、ご夫婦のこれまでのお話を聞いたり(いつも満面の笑顔のお二人ですがご苦労された時期もあったそうです)、お茶を飲みながらのおしゃべり。何気ないけれど、とても和み、とても楽しかった。
DVDを見たりパーティをしたり外でごちそうを食べなくても、ふつうのおしゃべりが最高のもてなし。心は満たされる。

トルコで思ったのは、皆さん器用、ということ。陶器の絵付けも数年でプロ並み、というか、女性たちもプロとして職業にしています。そのような女性だけの専門のショッピングモールもありました。
おおらかな印象の女性たちですが、手先が器用で細かいことが上手!
またいろんなものを見にいきたいな!^^

# by kizashinoj | 2011-12-01 21:13 | 世界の手仕事の品々 | Comments(0)

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